人工透析内科

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人工透析内科medical care

人工透析内科

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当院の透析のモットーは「よく食べて、よく動いて、しっかり透析」です。透析をはじめたばかりの時には本人だけでなく、ご家族も不安でいっぱいだと思います。
しかし透析を始めたからと言って家でじっとしている必要はありません。よく食べ、よく動いて、しっかり透析を受けることが長生きの秘訣です。1回4時間から5時間かかる透析時間を楽しく、安心して過ごしていただけるように最新の技術と専門知識を持ち、何より思いやりを持って透析に当たります。また患者さん一人ひとりに合わせた指導を行い、スタッフと患者さんが信頼しあえる透析室を目指します。

透析室概要
透析ベッドは全部で25台(多人数用透析装置24台、個人用透析装置1台)あり、全台にアーム式のテレビがついておりますので、治療中もリラックスして治療をうけていただくことができます。また2022年12月に個人用透析室(感染個室1床)を造築しましたので、より安心して透析を受けていただくことが可能となりました。
月・水・金は午前・午後の2クール制、火・木・土は午前の1クール制の合計3クールで行っており、75名まで受け入れが可能となりました。
当院では全ベッドが最新の透析療法であるオンラインHDFに対応しています。
オンラインHDFとは透析療法の一つで この治療法での効果・改善には

・透析アミロイド関連の骨・関節痛
・皮膚掻痒感
・透析中の血圧低下防止
・食欲不振
・貧血
・イライラ感(下肢のイライラ・むずむず)

などがあると報告があります。実際オンラインHDF開始後に腎性貧血に対するエリスロポエチン製剤の減量・中止となった患者さんも多く、また透析中の昇圧剤を投与することも減りました。透析液は超高純度の透析液を用い、長時間透析・高効率化透析など多様化する透析療法を積極的に取り入れ、引き続き患者さんのニーズにお答えするように務めます。

腎臓リハビリテーション
腎臓リハビリテーションは、腎疾患や透析療法による身体的・精神的な影響を軽減させ、QOL向上、さらには生命予後の向上がもたらされると期待されています。当院では、透析中の運動として下肢エルゴメーターなど腎臓リハビリテーションをおこない、サルコペニア・フレイルの予防に務めます。
腎臓バスキュラー・アクセス
透析患者において、バスキュラー・アクセスは命綱とも言えます。当院では医師・臨床工学技士が定期的にシャントエコーを行ない、シャント狭窄の有無などを評価し、急なシャント閉塞を予防いたします。シャント狭窄時には浜田医療センターや江津済生会に紹介いたします。
フットケア
当院では定期的に血圧脈波検査(ABI)、レーザー血流計(LDF)による下肢末梢循環の評価、エコーによる下肢抹消動脈の評価、看護師によるフットケアなどを積極的に行っており、救肢に取り組んでいます。下肢結構再建が必要な患者様は浜田医療センターなどへ紹介いたします。また院長は日本アフェレシス学会 血漿交換療法専門医であり、必要に応じてレオカーナを用いたLDLおよびフィブリノーゲンの吸着療法などの特殊血液浄化療法にも対応いたします。
旅行透析・臨時透析にも対応
一旦透析を始めると、趣味の旅行や帰省を諦めていませんか?旅でリフレッシュすることは治療や生活への意欲を高める良い機会となります。
当院のある島根県西部には2007年7月に世界遺産登録された石見銀山、シロイルカで有名なしまね海洋館アクアスや石見畳ヶ浦、有福温泉など多くの観光スポットがあります。当院では積極的に旅行透析・臨時透析を受け入れていますので、お気軽にご相談ください。
無料送迎サービス
当院では通院が困難な患者さんには、ご自宅から当院までの送迎を無料で行っており、患者様・ご家族の負担を少しでも軽減できるように努めています。
現在、車いす対応の送迎車3台(ホンダ社 ステップワゴン2台、フリード1台)を使用しており、江津市内はもとより大田市温泉津町から浜田市まで送迎をさせていただいております。送迎サービスを希望される場合には、お気軽にご相談ください。